第7回歴史論研究会関東部会開催のお知らせ
■歴史論研究会 (関東部会) 第7回例会
前回に引き続き、今回もフォーラム形式での開催を予定しております。
テーマは「輻輳する「社会の発見」」です。飯田泰三による社会の発見の「再発見」から40年以上が経過した昨今ですが、明治末~大正期の思想状況をめぐる論議は論者の代表性一つをとってもなお模索中のところ無きにしも非ずでしょう。国民(家)社会主義も、無政府主義も、教養主義だって、本邦での淵源は当該期になってしまうのですから。
今回は田中王堂を研究する学習院大学の山田大生さんと旧制第一高等学校の校史などを研究する東京大学の高原智史さんにご報告いただきます。前回の土田杏村、前々回の北一輝と図らずも連載のようになっておりますが、近代思想史のみならず大学史や教育社会学など幅広い興味からの参加を祈念します。
■当日の詳細
〇日時:
2021年3月6日(土)
〇場所:
全面オンライン(zoom)
〇内容(敬称略):
【研究報告】
・第一報告(14:00-15:30) :
山田大生「田中王堂と大正維新」
・第二報告(15:50-17:20):
高原智史「修養論が見えなくさせる社会理論――鵜沢総明「学生と精神修養」とイェーリングをめぐって」
・総括・事務連絡(17:20-17:30)
前のメールでもお伝えしていますが、関東部会は前回と同じく全面オンラインとなります。つきましては、ご参加を希望される方は以下のgoogle formにご記入頂ければ幸いです。既にご記入下さった方はありがとうございます。ご記入下さった方には、準備ができ次第zoomのurlや会当日用の資料をお送りします。なお、運営の都合上、ご参加希望の方は委員含め、一律にご記入をお願い致します。
(参加締め切り:3月5日(金)24:00。会当日の場合はこのアドレス(shironkenoffice@gmail.com)までご連絡頂下さい。)
会終了後にはオンラインでの懇親会も予定していますので、こちらもお気軽にご参加下さい。事前の申込は不要です。ご質問などございましたら、上記本アドレスまでご相談・ご連絡下さい。
皆様のご参加をお待ちしております。
どうぞよろしくお願いいたします。